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芽室遺産 芽室公園と柏の木
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平成18年度芽室遺産写真コンテスト 芽室公園と柏の木部門優秀賞 撮影:早苗博司

芽室公園と柏の木

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▲芽室公園と柏の木
市街地の国道38号線沿いにあり、20haの広さ、柏の大木が大きな日陰を作り、人にも動物たちにも憩いの場となっている芽室公園。じゅうたんを敷きつめたような芝生の緑が鮮やかな公園は子供からお年寄りまで多くの人に癒しを与え、芽室の誇れる場所の一つです。

開拓以前の芽室は広大な原始の森林に覆われており、見渡す限りの柏の樹海でした。開拓が進むとともに自然林の多くが失われていきましたが、芽室公園の場所は明治後期に官設駅逓所の馬の放牧地として利用されていたことから馬に日陰を作るため多くの柏の木が残されました。そして、戦前・戦後を通しても柏の木は芽室の歴史の象徴であるため伐採を認めませんでした。
その結果、今でも芽室公園には樹齢約400年もの大木をはじめ、樹齢数百年のカシワの大木数十本が残されており、開拓前の芽室の風景を継承し、芽室開拓の歴史を物語る遺産として昭和48年町特別天然記念物に指定され、多くの町民に親しまれています。

緑豊かな芽室公園と芽室の歴史を刻んだカシワの巨木は「芽室公園と柏の木」として平成18年3月「芽室遺産」に認定されました。

柏の木が救われた!

芽室公園の柏は、開拓の最中、伐採され畑にされそうになったが地主であった遠山房吉氏が「柏の木は残して馬の休み場にする」と反対した。そして、戦時中には数千人規模の軍隊が芽室に駐留していたとき、薪にするために切らせるように申し入れてきたのを、当時の大村捷三経済課長(後の町長)と寺西洋三教諭が「この柏の木は絶対切らせない」と守ったそうです。
芽室の歴史の象徴「柏の木」はこうして先人たちに守られ、芽室の誇りとなりました。この柏をこれからも我々は守り続け後世に伝えていきます。

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