次世代に引き継ぎたい「芽室の宝物」

「芽室遺産」とは、2001年より選定されている「北海道遺産」の流れを汲むもので、芽室町の豊かな自然や、町民によって築き上げられてきた文化や産業、生活など様々な価値の中で、芽室町独自の視点で次世代に引き継ぎたい有形・無形の財産の中から「芽室の宝物」として町民により選定されたものです。 今後は、芽室町の魅力を「芽室遺産」として町内外に発信することにより、人的交流を促進し、新たな産業と観光の振興を図っていく予定です。

新嵐山展望台からの風景

昭和44年11月芽室町開町70周年記念事業の一環として、丘陵の一角に建設。標高340の展望台からは、十勝平野を一望できます。
平成18年3月認定

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芽室公園と柏の木

開拓前の芽室の風景を継承し、芽室開拓の歴史を物語る遺産として昭和48年町特別天然記念物に指定。多くの町民の憩いの場となっています。
平成18年3月認定

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花菖蒲園

2.7haの敷地内に色とりどりの花菖蒲が咲き誇り、初夏の芽室を彩ります。現在は413種、1万7千株もの花菖蒲が訪れる人の目を楽しませてくれます。
平成18年3月認定

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10線防風林

新生から上伏古地区におよぶ全長9,200m・幅62mの防風林で日本一の長さを誇る防風林。芽室の農業に貢献していることはもちろん、生態系・自然環境も支えています。
平成18年3月認定

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松久園の母屋

岐阜県より北海道に移住した初代・松久市治が大正七年に立てた住宅。歴史ある重厚な農家住宅の造りは十勝の農業の歴史の中でも重要な文化財です。
平成18年3月認定

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芽室町発祥のゲートボール

戦後間もない時代、芽室町で製パン業を営んでいた鈴木栄治氏が、物資不足の中で子供達が遊べるスポーツを考え生まれたのが「ゲートボール」でした。
平成18年3月認定

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「芽室遺産」はどうやって決めたの?

平成17年4月から施行されている「芽室町自主・自立プラン」に「芽室遺産構想」が盛り込まれたことを受け、平成17年6月20日に、町民からの公募によって選ばれた委員により構成される「芽室遺産構想推進協議会」の第1回協議会が開催されました。 6月27日~8月1日に町内外から芽室遺産の候補を公募したところ、140件の応募があり、重複するものを除くと59件となりました。協議会では候補地の視察等を行ないながら審査を重ね、これらの中から8件を最終候補として選出し、パブリックコメントを行なった結果、平成18年1月25日に開催された第5回協議会において最終審議の上、上記の6件を芽室遺産として決定しました。

平成18年度芽室遺産写真コンテスト:観光協会会長賞
『芽室公園と柏の木』  撮影:休場 滋満 氏